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僕は夢を持ったことが一度もなかった。
将来何をしてなんのために生きるのか、
生きている理由が全くわからなかった。
特に、中学校の時に
自分より優れた人がたくさんいすぎて
自信を失っていた僕は、
自分が何をすればいいかも分からなかった。
しかし子供の頃は人付き合いの中で、
何度か夢を聞かれることがあると思う。
親戚に聞かれた時は仕方なく、
「サッカー選手になる!」
などと適当なことをいって過ごしていた。
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そんななか、僕はネットビジネスに出会いました。
ネットビジネスというと、
「詐欺的な手法でお金を荒稼ぎするものだ!」
というイメージもあるかもしれません。
僕も最初はお金が稼ぎたくて
その世界に足を踏み入れました。
しかし僕がそこで学んだことは、
「こうすればお金が稼げるんだぜ!」
というようなことよりも、
「この考え方を持って行動すれば幸せになれるよ」
ということでした。
僕は最初、
ただただお金が稼ぎたかったんです。
お金が欲しかったんです。
お金があれば幸せになれると思ってたんです。
でも、違いました。
お金があると他の人よりも幸せにはなれる確率が高いです。
しかしそれだけでは幸せにはなれません。
お金があっても結局、
「なんのために生きていけばいいのか分からない」
という僕の根本的な問題が解決されないことに気づきました。
それで一時期作業がなかなか進まず、
ブログの更新を放置していた時もありました。
そんな時に加藤さんがある一つの理論を
教えてくれました。
下の図を見てください。
↓↓↓
出典:次世代起業家育成セミナー
これは”マズローの欲求階層説”と呼ばれる理論で、
人間が生きている上で求める欲求と
それが現れる順番を示しています。
(下から順番に積み上がっていきます)
これはビジネスをする上で
非常に重要な図なので、
ぜひ覚えていてください。
これだけでは分からないと思うので、
一つずつ解説していきます。
1段目:生理的欲求
これは、3大欲求のことです。
食欲、睡眠欲、性欲のことですね。
人の最初に持つ欲求がこの3つです。
例えば、戦争をイメージして見てください。
生きるか死ぬかの世界ですよね。
そんな時でも、人は必ずご飯を食べて、眠ります。
そして絶滅してはいけないので、
繁殖しなければならない理由から、
戦争が長引いたりすると
エッチしたりするかもしれません。
安全や商品の欲求は、
生理的欲求がある程度満たされないと
出てきません。
ここが70%ほど満たされてくることで、
人は2段目の欲求を持つようになります。
2段目:安全の欲求
これは主に、
危険から逃れたい欲求、
快適に暮らしたいという欲求のことです。
生理的欲求がある程度満たされていくと、
人は次に身の安全を確保します。
例えば、あなたが森の中で暮らすとしましょう。
森の中には動物や果物があり、
食べるものには困らないとします。
しかし森のど真ん中で大の字で寝られますか?
そこにもし熊などがいたら
襲われて死んでしまう可能性がありますよね。
雨が降ってびしょ濡れになるかもしれませんし、
日差しがめちゃくちゃ強くて熱中症になるかもしれません。
そんな時にどうするかというと、
木を運んできて家を建てると思います。
それで熊などの危険な動物から逃れ、
(危険から逃れたい欲求)
雨に濡れず直射日光も避けられます。
(快適に暮らしたい欲求)
これが安全欲求です。
3段目:愛の欲求
図では所属の欲求と書かれていますが、
いまいちわかりにくいんですよね笑
わかりやすく例えると、愛の欲求です。
こちらの方がわかりやすいので、
こちらを使って説明していきます。
愛の欲求は主に、
愛する人を守りたい欲求と、
愛されたい欲求があります。
例えば、あなたが親なら、
愛する我が子を守りたいと思うはずです。
(当たり前ですよね笑)
何か危ないことがあったら注意したり、
危険なことをしないか気になるはずです。
他にも、
女性が自分の見た目を気にするのは、
「愛されたいから」
ですよね。
友達に可愛いと言われたり、
気になる異性を振り向かせるために、
髪を綺麗にしたり、メイクをしたり、
ダイエットするのだと思います。
4段目:承認の欲求
これは主に、
他人に勝つ欲求と、
社会に認められたい欲求です。
競争心ってシンプルに他人に勝つ欲求からきてますよね。
そして頑張って成果を残したら認められたいですよね。
「こいつには負けたくねえ」
「僕はこれだけ頑張ったんです」
これらは承認欲求からくる言葉なんです。
自慢話ばかりする人は、
「この人は承認欲求が強いんだなー」
と思ってもらえればOKです笑
しかし人間の根源的な欲求なので、
ほとんどの人が持っている欲求です。
実はあなたも自慢したいことが
たくさんあるんじゃないですか??笑
(コメント欄で聞かせてください笑)
5段目:自己実現欲求
この欲求は、自分を磨いて上を目指す欲求です。
自己成長欲求と言ってもいいかもしれません。
身近な例でいうとスポーツ選手ですね。
プロのスポーツ選手は
この欲求を強く持っていると思います。
ひたすら自己成長にフォーカスしています。
フィギュアスケートや水泳など、
ひたすら自己ベストを更新し続けるスポーツだと
イメージしやすいかもしれません。
6段目:自己超越の欲求
これは別名、組織充足欲求とも言います。
一言で言うと、
「自分のことはいいから、みんなのために何かしたい」
と言う欲求です。
自己成長がある程度終わると、
その力を自分ではなく他人のために使いたくなるのです。
「自分への見返りはなくてもいいから、
誰かのためにできることがしたい。」
って人は思うんですね。
おそらくここまで到達している人は
ほとんどいないと思いますので、
まだ理解できないかもしれません。
(僕も微妙なところです笑)
この段階にいる人をあげてみると、
ビル・ゲイツやマザー・テレサなどです。
ビル・ゲイツは世界一のお金持ちですが、
今は慈善事業をしています。
お金はもらえないけど人々を救っています。
マザー・テレサはなんの見返りも求めずただ愛し続けました。
以上がマズローの欲求階層説の説明でした。
結局何のために生きているのか?
マズローの欲求階層説には、
僕らがなんのために生きているのかが示されています。
僕らが生きる目的、
それはマズローの5段目と6段目である、
「自己成長と他者貢献」
この2つだけなのです。
僕らは自己成長と他者貢献するために生きています。
そしてそれ以外のことを求めて生きてても、
幸せにはなれないのです。
マズローの欲求階層説でいうと、
4段目までの欲求のいずれかを追い求めてしまうと、
幸せになることはできなくなります。
なんのために生きているのかわからないなら、
自分の好きなことを極めるか、
他人のために努力する。
簡単なことでもいいので
これらを意識して生活して見てください。
PS.
何聞きたいことなどあればなんでも聞いてください。
人生相談でも恋愛相談でも乗ります!
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